こんにちは、アラフォー主婦のびびです。
私は地方在住でスキルもキャリアもない、どこにでもいる普通の主婦です。
3年前から投資の勉強を始め、FP3級を取得して現在もお金の勉強を続けています。
主婦が投資を始めたいと思ったとき、気になるのが「夫に相談するべきかどうか」。
この記事では、家庭円満に投資をスタートさせるための考え方と、夫婦でのコミュニケーションのコツをお伝えします。
家計状況はそれぞれなので正解はない
投資を始めるとき、「夫に相談するべき?」「内緒でもいいの?」という悩みを抱える方は多いと思います。けれども、そもそも家計の管理方法や夫婦の関係性は人それぞれ。夫婦の形も十人十色です。すべての家庭に当てはまる“正解”はありません。
例えば、
- 夫が収入・支出を一括管理している家庭
- 妻が生活費を預かり、やりくりの中で投資を考える家庭
- それぞれの自由にできるお小遣いがある家庭
など、色々なパターンが存在します。
「自分がどこまで家計を担っていて、どのくらい自由にお金を使えるのか?」
この点を振り返ると、投資を始めるときにどこまで共有すべきかが見えてきます。
- 生活費の余りを自分の判断で貯めている場合 → 少額投資なら相談なしでも◎
- 貯金や教育費など、家族の将来に関わるお金を投資に回す場合 → 必ず夫婦で話し合いを
大切なのは、“信頼を損なわず、自分にも家族にもプラスになる投資”を目指すことです。

ちなみにびび家は、それぞれ自分で管理しているよ。
夫は投資に興味がないから、投資していることは伝えているけど詳しいことは話していないかな。
夫に相談するべきか?
それを踏まえたうえで、家計を一緒に支えるパートナーである以上、資産運用の話は共有しておいた方がなにかとスムーズです。とくに新NISAやつみたて投資のように長期で積み立てていくものは、家計に関わるため話し合っておくと安心です。
- 将来のライフプランを共有できる
- お金の価値観のズレを早めに確認できる
- 万が一のときにも家族が内容を把握できる
このようなメリットがあります。
反対されそうだから、なんとなく言いづらいから…と黙って始めるのは要注意。
後でトラブルになることもあります。
とくに「知らないところで投資をしていた」と知ったときに、不信感につながってしまうことも。せっかくの前向きな一歩、理解を得た上で進めましょう。
どうやって相談するのが正解?
投資をまったく知らない夫にいきなり「新NISAを始めたい」と言っても、警戒されてしまうかもしれません。以下のように、相手の不安を解消する形で話を進めるのがおすすめです。
- 目的を明確に伝える:「老後のために毎月1万円ずつ貯めたい」など
- リスクが少ない方法を選ぶ:新NISAでインデックスファンドなど
- 事前に自分で学んだことを簡単にシェアする:始めたい理由、NISAのメリットなど
- 家計に無理がない範囲であることを伝える:余剰資金から投資にまわす、など
夫が反対したらどうする?
反対されたとしても、まずは理由を聞いてみましょう。投資に対する誤解や、過去の経験による不安が原因かもしれません。
「投資=ギャンブル」というイメージがある方も多いので、「長期で少額をコツコツ積立てて、元本割れリスクも抑えられる投資方法もある」と冷静に説明しましょう。
喧嘩になると、相手も意地になって反対してしまう場合も。
まず話をしてみて反対されたら引き、また後日落ち着いて話をしてみて下さい。
何度か話をしても理解してもらえない場合は、諦めることも考えましょう。
その場合、自分のお小遣いやパート収入の一部を使って小さく始めるのは一つの手です。
夫に内緒で投資する、というよりは理解してもらえないから家計からではなく自分のお金で投資するというイメージですね。
もうすでに投資をしているかも?
学資保険や年金保険に入っている人なら、毎月積立されているはず。
その積立てているお金、”保険会社が投資で運用している”って知っていましたか?
正直私は数年前まで知りませんでした。
あなたが今入っている保険も、運用されているものかもしれません。
具体的には、
- 学資保険
- 個人年金保険
- 変額保険
- 養老保険
- 終身保険
- 外貨建て保険
これらの保険は、あなたが支払った保険料を保険会社が運用している可能性が高いです。
保険として支払ったお金は、保険会社が投資してお金を増やしています。
保険会社は増やしたお金から手数料をたくさん取り、
その残りを私達が受け取る保険金や満期金、返戻金にあてられているんです。
どうせ投資でお金を増やすなら、保険会社にたくさん手数料を持っていかれるよりも
利益を全部もらいたいですよね。
すでに上記の保険に入っている方は、
その保険料を払い続けた場合の投資シミュレーションと比較すると良いです。
実際の数字を出して比較してみると、より納得してもらいやすくなるかもしれません。
夫婦で投資を楽しむために
夫婦で一緒に投資について学んだり話し合ったりすることは、家計管理にもいい影響があります。
以下のようなことを一緒に考えるのもおすすめです:
- 老後資金はいくら必要?
- 子どもの教育費はどれくらいかかる?
- マイホームや車の買い替えはいつ?
一緒に未来の計画を立てながら、必要なお金と時間を見える化することで、「じゃあ今から少しずつ投資しようか」と前向きな話に進めやすくなります。
まとめ|相談は信頼の第一歩
主婦が投資を始める際、夫に相談することは、家庭のお金の安心感を得るための第一歩です。
投資をするメリットを分かりやすく説明し、共有することで信頼関係も深まります。
家族の未来のために投資が必要だということ、ぜひ伝えてみて下さい。
そして夫婦で同じ方向を向いて投資を始められるのが理想ですが、必ずしもそういくとは限りません。
もし反対されてしまったという方も、落ち込まないで下さいね。
大切なのは、「なぜ投資をしたいのか」「家計にどんなメリットがあるのか」を、自分自身がしっかり理解していること。
そして話し合いを重ねるうちに、少しずつ理解を得られることもあります。
焦らず、自分と家族のペースを大切にして、前向きな気持ちで投資と向き合っていきましょう。
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