「新NISAを始めたいけど、何を買えばいいの?」と思っていませんか?
この記事では、「新NISAで一体どれを買えば良いの?」「違いがわからない・・」という不安がある方にも、買うべき商品がわかるように解説していきます。
おすすめは【インデックスファンド】
新NISAを始める主婦の方におすすめなのはインデックスファンドです。
インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの有名な株価指数に連動する投資信託のことです。
・・そう言われても「は?」となりますよね。
- いろんな会社の株が少しずつセットになっている
1つの商品を買うだけで、沢山の会社の株を少しずつ持つことができます。 - プロが自動で運用してくれる
自分でどの会社が良いか選ばなくても、プロが良い会社を選んでくれます。 - コスト(手数料)が安い
他の投資商品と比べて手数料が安いので、利益を最大化にできます。
インデックスファンドにはこんなメリットがあるんです。
「世界や日本の株全体にまるごと投資する」イメージなので、1社ずつ自分で選ぶよりリスクが分散されて安心です。
主婦にインデックスファンドがおすすめな理由
- 少額から始められる(月100円からOKの証券会社もあります)
- 時間をかけてコツコツ増やせる(長期投資に向いている)
- 忙しい主婦でも手間がかからない(自動積立ができる)
子育てや家事で忙しい方でも、設定さえしてしまえば放置でOKなので、気軽に投資を続けられます。
なぜ分散投資した方が良いの?
投資を始めるときに大切なのが「分散投資」です。これは、リスクを小さくするための基本的な考え方です。

イメージしやすいように、果物の「ミックスジュース」で例えてみました。
例えば、りんごだけを使ったジュースは、りんごが豊作で甘ければおいしいですが、不作なら美味しいジュースはできません。りんごの木自体が腐ってしまい、もうりんごが取れない可能性も。
これが「1社の株だけを買う」状態です。
一方で、りんご・みかん・バナナ・ぶどう…といろんな果物を混ぜたミックスジュースなら、1つの果物がイマイチでも、全体の味はバランスよく安定します。たとえりんごが美味しくなくても、他の果物が豊作で美味しければ、ジュースは美味しくなる可能性が高いですよね。
これが「分散投資」です。
実際の投資では、複数の会社や業種にお金を分けて投資することで、1社の株価が下がっても他の株でカバーすることができます。そのため、資産が大きく減るリスクを減らせます。
つまり、分散投資は「失敗しても全体が崩れにくい仕組み」をつくること。
特に初心者や主婦が安心して投資を続けるために、とても大事な考え方です。
おすすめのインデックスファンド【2選】
さて、新NISAで初心者が買うべきなのは?
超定番商品なのですが、この2つのどちらかがおすすめです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の主要500社に投資するインデックスファンド。
この500社は年に4回見直され、プロが優良な銘柄を入れ替えてくれています。
平均年利7〜10%前後と言われていますが、過去5年では20%を超えるリターンを記録しています。
今後もアメリカの経済に期待するなら選ぶべき王道の商品です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):通称 オルカン
約6割はアメリカ、残り約4割は日本を含む先進国・新興国で構成され
世界中の47カ国の約3,000社に分散しているインデックスファンド。
こちらも年4回プロが見直して、入れ替えをしてくれています。
平均年利6〜8%前後と言われていますが、過去5年では20%近いリターンが出ています。
アメリカに期待をしつつ、他の国の成長も期待をするファンド、というイメージです。

ちなみに私はオルカンに投資しているよ。
迷うなら、より分散されているオルカンがおすすめ!
インデックスファンドのデメリットは?
良いことばかり伝えてきたインデックスファンドですが、もちろんデメリットもあります。
暴落時に大きく下がる
インデックスファンドは「市場全体」に投資しているため、株価が大きく下がると同じように基準価格も下がります。
👉 例:リーマンショックやコロナショックの時は数十%下落。短期間で利益を狙うには不向きです。
短期的なリターンは小さい
大きなリターンは期待しにくく、コツコツ積み立てて「長期で育てる」投資です。
👉 数ヶ月〜1年で「増えた!」と感じることは少ないことが多いです。
為替リスク(外国株式の場合)
米国株や全世界株に投資するインデックスファンドは、為替の影響を受けます。
👉 円安だと利益が増える一方で、円高だと資産が目減りする可能性も。
上昇局面では物足りなく感じる
個別株やアクティブファンドの方が一時的に大きく上昇することもあります。
👉 「もっと儲かる投資があるのに…」と感じる場面もあります。
元本保証ではない
銀行預金と違い、必ず増えるわけではありません。
👉 あくまで「投資」なので、タイミングによっては元本割れになる可能性があります。
💡つまり、インデックスファンドは「短期で大きく増やしたい人」や「減るのは絶対イヤ」という人には向いていません。
一方で、「長期・分散・コツコツ」で資産を育てたい人には最適な選択肢です。
【初心者でもできる】インデックスファンドの購入方法
さて実際に「インデックスファンドを購入したいけど、やり方がわからない・・」という方にもわかりやすいように、購入方法をステップごとに解説します。
証券会社の口座を開設する
まずは証券会社の口座を作ります。
おすすめは「ネット証券」。手数料が安く、スマホからでも簡単に手続きできます。
楽天証券 または SBI証券がおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています👇️
【初心者向け】NISAおすすめ証券会社2選|楽天証券とSBI証券を徹底比較!
💡口座開設は無料で、マイナンバーカードや運転免許証をスマホで撮影して申し込めばOKです。
新NISA口座を設定する
口座ができたら、「新NISA口座」を設定しましょう。
証券会社のマイページから手続きできます。
💡これをしないと、非課税のメリットが使えないので注意です。
買いたいインデックスファンドを選ぶ
次に商品を選びます。
先ほど紹介した
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
または
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がおすすめです。
金額と積立方法を決める
いくらから始めるかを決めましょう。
インデックスファンドは100円から購入可能です。
💡「月1万円」など、無理のない範囲で積立設定するのがおすすめです。
自動積立を設定する
毎月自動で投資できる「積立設定」をしておくと楽です。
・毎月決まった日に自動で引き落とし
・買い忘れ防止
・時間分散でリスクを減らせる
💡投資は「続けること」が大切。放置してOKなのがインデックス投資の魅力です。
あとはほったらかしでOK!
一度設定したら、基本的にやることはありません。
値動きが気になっても、売らずに10年・20年と持ち続けることが成功のポイントです。
まとめ
新NISAを始めるなら、主婦におすすめなのはインデックスファンドです。
アメリカの経済に期待をするならS&P500、
世界中の国の発展に期待をするならオルカンがおすすめです。
どちらも信頼できる人気の商品なので、好きな方を選んで大丈夫。
1つ買うだけで、(少しずつだけど)沢山の会社の株主になれちゃうインデックスファンド。
初めて投資をする方にも、投資経験者にも、長期投資するなら万人に合う商品です。
設定や購入も簡単にできるので、未来の自分への一歩を踏み出してみましょう✨️

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